葉酸をしっかりと摂取することで二分脊柱症を防げられることを知っていますか?

あまり聞きなれない難病ですが、一万人に3人から5人発症するといわれている病気なのです。この病気は、赤ちゃんがお腹にいる時に必要な葉酸が不足した場合になることが考えられるものです。

これは先天的に椎弓が融合不全を起こして、脊柱が欠損していることをさします。大抵は流産や死産になる事が多いですが、まれに出産することもあります。

脊椎骨が形成不全ですと、下半身不随や胎児期に脳が正常に形成されなくなる無脳症という可能性も考えられます。

原因として近年、欧米化の食事が主流となり肉ばかり食べたり、パンや小麦類を主食とする人が増えてきました。糖とたんぱく質ばかり食べていれば栄養は偏り、必要な葉酸が足りなくなってしまいます。緑黄色野菜などを食べていない人は慢性的に葉酸が足りないといえるでしょう。

日本でも以前と比べて二分脊柱症の発生率が上がってきていると報告されています。厚生労働省では、2000年から積極的に葉酸を摂るように呼びかけています。海外では葉酸を義務化している国もあり、日本よりも研究が進んでいるようです。

しかし、一日の葉酸の摂取量がしっかり400マイクログラム取れている場合、なんと80%もの二分脊柱症のリスクを軽減することが出来るといわれています。そうすると一万に一人という発生率になりますのでかなりの確率で抑えられることになります。

葉酸は胎児の正常な発育には必要不可欠な要素です。不足すると、様々な病気を引き起こす要因と言われていますので積極的に取り入れていきたいものです。特にこの二分脊柱症を防ぐには妊娠してからではなく、その前から葉酸を意識して摂取していく必要があります。大切な赤ちゃんのために、葉酸を取り入れたバランスのいい食生活を心掛けていきたいものですね。